ロゴは会社の屋台骨。ブランディングはロゴ作成から
ロゴは、視覚から事業のイメージを正しく伝えるためのもの
ロゴ作成はブランディング※の第一歩です。
ブランディング~ホームページ制作の一連の流れにおいて、事業イメージのキーとなるロゴデザインは、早い段階で固めておく必要があります。ロゴを新規作成や、リニューアルする案件においては、まず一番に取り掛かりたい仕事です。
ロゴは「ああ、あの会社か」と印象に残るイメージを担いますので、じっくり考えましょう。
(そもそもロゴとは?» 「ロゴとは?ロゴマーク?詳しく教えて!」)
ロゴには確固としたアイデンティティを
あなたの会社のロゴには、会社の理念、アイデンティティが込められていますか?なぜそのロゴなのか、なぜその色にしたのか、答えられますか?
実力のある企業のロゴには、必ずと言っていいほど深い意味が込められているものです。
事業として継続的なサービスを行っていくのであれば、どうせならストーリーを語れるようなロゴを作成しておきたいものです。
ユニクロのロゴの由来
コーポレートカラーである赤には、革新、改革、情熱、強さ、自立、先進のイメージに「ユニクロ」に脈々と流れる挑戦者のDNAを重ねています。
(ファーストリティリング)
ユニクロ
アマゾンのロゴの由来
矢印が「a」から「z」に伸びており、アマゾンには、「A」から「Z」、つまり全ての商品が揃っている事を意味していると同時に「顧客の満足を表す笑顔」が表現されています。
Amazon.co.jp
パソラボのロゴの由来
覚えやすく、業態がイメージしやすいネーミングとしました。カラーは、中小事業者にとって頼れる存在であるために、信頼感のあるブルーとし、書体も信頼感を狙ってゴシック調で直線的・シンプルなものとしました。
最適なロゴを作ることで、明確になる事業の輪郭
- 事業への思いを絵や言葉にすることで、事業の輪郭が明確になってきます。
- 輪郭が明確になれば、事業のどこに力を入れればよいかわかるようになり、独自の強味を作りやすくなります。
- 独自の強味は個性となり、個性のある事業には、ファンが付きやすくなります。
ロゴ作成は、焦らず、時間をかけて…!
一度作成したロゴは、なかなか変えづらいものです。
たとえばお気に入りのカフェの名前やロゴが変わったら、なんだか味まで変わってしまった気がして、いつかそのお店からは気持ちが離れ、足も遠のいてしまった…。そんな経験はありませんか?ファンになってくれたお客様は、ロゴもひっくるめてファンになっているはずなので、よほどの戦略がない限りロゴは変えないほうが良いでしょう。
もちろんロゴは、名刺・カタログ・看板などにも使われるので、経費や手間の面からも軽々と変更しにくいというのもあります。
ロゴの作成には、少なくとも1カ月、できれば2~3カ月かけて、じっくり焦らず決めましょう。
以上のことから、ロゴのデザインは長期の使用に耐えうるものでなくてはなりません。流行を取り入れるのでなく、普遍的でシンプルなロゴが良い、ということになります。
ロゴデザインの決定には利用者の意見も参考にしよう
ロゴのデザインがあがってきたら、担当者や上司だけで決めてしまう前に、さまざまな人の意見・感想を聞いてみましょう。サービスの利用者(お客様)の意見も聞いて、柔軟に取り入れましょう。
特に利用者に女性が含まれる場合は、女性の意見も必ず!聞きましょう。よほどセンスがないと、男性だけで決めてしまったらあとで後悔することになりますよ…!
パソラボのロゴは雑誌「別冊宝島」のロゴを手がけたデザイナーによるもの
パソラボ設立時に、屋号のネーミングにかなり時間をかけたのですが、ロゴ作成にはさらにお金もかけることにして、インターネット上のコンペ形式でロゴを募集しました。自身でデザインしてもよかったのですが、客観的にいろいろな方のデザインから選んでみたかったのです。
コンペ募集の際、こちらの要望は以下のようなものでした。
- 青系・水色系・黒系のいずれかを基調としたデザイン
- シンプルでタイポグラフィーとして完成度の高さを持ち、機能美を感じさせること
- 先細りの書体(明朝体など)ではなく、ゴシック体のような先まで一定の太さの書体
コンペの結果、53件(!)の提案が集まりました。
募集を締め切ってから一度すべてのロゴを印刷して、並べて眺め、候補を絞り込みました。そして頭をクールダウンさせるためにそのまま1週間放置しておきました。
1週間後、あらためて眺めてみて、やはり第一印象が素晴らしかった現在のロゴに決めました。
※実は、現在のロゴの「パ」の字の「○」を「◎(二重丸)」に修正してもらったのですが、実際に名刺にレイアウトしてみたら、もとの「○」のほうが良かったので慌てて戻した、という経緯があります。焦って決めなくて良かったです…。
実際にロゴ作成を依頼するには
低予算ならクラウド利用のロゴ作成コンペがおすすめ
ロゴ作成の予算が10万円以内であれば、クラウドソーシング※を利用したインターネット上のコンペ形式がおすすめです。設定する当選金額にもよりますが、全国のデザイナーから30~50程度の提案が集まります。市場規模がどんどん伸びているクラウドソーシングには、フリーランスをはじめ現役を引退した60代の歴戦デザイナーも多数在籍しており、クオリティも侮れません。
予算が十分あるのであれば、信頼できるデザイナーに頼むことも検討して良いと思います。
コンペ形式の場合は、募集要項での明確な指示がポイント
クラウドソーシング利用のロゴ作成コンペで肝心なのは、デザイナーへの詳細で明確な指示です。あいまいな要件のコンペだと、デザイナー側も困惑しまい、参加を見送るか、無難なデザインに留まってしまいます。パソラボではお客様のブランドイメージが確定してから、デザイナーの士気を高める最前の方法でコンペを開催いたします。
- 最終候補が決まったら、必要であればデザイナーに修正依頼をかけ、ご納得が頂いてからの納品となります。
- 必ずどれかの提案を当選させる(先に当選金額を入金しておく)という形を取れば、コンペ参加者のモチベーションが上がります。
- 気に入った提案がなく、どうしても追加の提案を募集したい場合は、募集の締め切り後、締め切りの延長という措置がとれます(別途費用)。
※クラウドソーシングとは
クラウドソーシングは、群衆(crowd)と業務委託(sourcing)を組み合わせた造語。この記事では、不特定多数の人に業務を委託するインターネット上のサービスを指しています。クラウドソーシングはまだ黎明期ではありますが、今後は利用者がどんどん増えると予測されています。
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